もともと高校と専門学校の先輩だった高橋淳さんに相談したのがきっかけでした。
前のサロンを辞めて、次をどうしようか悩んでいた時期だったんですけど、「今募集してるよ」って声をかけてもらって。
その流れで面接していただいて、入社しました。
“美容師を途中で諦めかけたけど、まだやりたい気持ちは残ってる人”っていう印象でしたね。
ちょっと元気がない感じというか、夢半ばで止まっちゃった感じがあったので。
でも、やる気自体はちゃんと感じたので、「もう一回前向きにできたらいいな」と思ってました。
最初は正直、ちょっと怖そうでした(笑)。
でも、「ちゃんと厳しくしてくれそうだな」っていう印象もあって。
自分は結構だらけちゃうタイプなので、逆にそこが良かったです。

正直、今までのサロンでは「続けられるかな」って思うことも結構ありました。
でもnew.に入ってからは、変に無理しすぎずに働けていますし、「ここでスタイリストになりたいな」って自然に思えるようになりました。
もちろん大変なことはありますけど、ちゃんと見てくれる人がいるので、今は続けたい気持ちの方が大きいです。
橋本って、結構不器用なんですよ(笑)。
遅刻しちゃったり、「もう辞めたいです…」って落ち込む時もあるし。
でも、よく話を聞くと、本当に辞めたいわけじゃなくて、「合わせる顔がない」とか、「迷惑かけちゃった」っていう気持ちなんですよね。
だから、「じゃあ明日から来なくていい」じゃなくて、ちゃんと話すようにしてます。
「それって本当に辞めたいの?」って。
そうすると、ちゃんと次の日来るんですよ(笑)。
毎回、読まれてます(笑)。
自分でも整理できてない部分を、「本当はこう思ってるでしょ」って言われることが結構あって。
でも、頭ごなしに怒るというより、ちゃんと話を聞いてくれるので、そこはすごくありがたいです。
いい意味で、不器用なんですよ。
普通、アシスタントって「早くスタイリストになりたい」から、練習を優先するじゃないですか。
でも橋本は逆で、営業をちゃんと回せるようにならないと練習に行かないタイプなんです。
営業を任せると、本当にしっかり動けるんです。
周りを見て、自分が今何をやるべきかをちゃんと考えられる。
だからアシスタントとしての能力は、かなり高いと思ってます。
ただ、その分、自分の練習時間がなくなっちゃう(笑)。
そこが不器用なんですよね。
確かに、営業中は周りを見ながら動くことをすごく考えています。
スタッフ数も少ないので、自分がどう動くかで流れが変わる感覚もありますし。
その分、考える力はかなりついた気がします。

やっぱり、指名がたくさんつく美容師さんはすごいなって思います。
最近カットモデルをやっているんですけど、会話って本当に大事だなって感じていて。
技術だけに集中すると、気づいたらずっと無言になってしまうこともあるので(笑)。
でも、お客様って技術だけじゃなくて、その時間の空気感も大事だと思うので、最近は会話の作り方も意識するようになりました。
今は8月のジュニアデビューを目標にしています。
まだ不安もありますけど、まずはちゃんとお客様に入れるようになって、自分のお客様を少しずつ増やしていきたいです。
僕は、“悩みを解決する美容師”より、“悩みを引き出せる美容師”の方がいい美容師だと思ってます。
お客様って、本当に気になってることを最初から全部言えるわけじゃないんですよ。
「こんなこと言ったら困らせるかな」とか、「初めてだしな」とか、結構考えてるので。
だから、「ここって気になりませんか?」とか、「カラーっていつもこう抜けません?」とか。
お客様が言葉にできていない悩みに気づいてあげることが大事だと思ってます。
ただ淡々と切るんじゃなくて、“そこまで見てくれるんだ”って思ってもらえる美容師の方が、僕は信頼されると思うんですよね。

全部の人じゃなくても、“new.を選んで来てくれる人”に対して、ちゃんと100%返せるサロンでありたいですね。
そのために、技術力も接客も、もっとレベルを上げていきたい。
でも結局は、未来のことを考えながら、目の前のお客様に本気で向き合える人が集まることが、一番大事なんじゃないかなって思ってます。